Bencze Birtok / ARIES I 2018
ベンツェ・ビルトック / アリーズ I
sold out
はじめてBenczeを訪問した時に、まず連れてこられたのが最も古く植樹され たリースリングの畑でした。この畑でイシュトヴァンは様々なことを話してくれま した。自分がワイン作りを始めた頃のこと、この素晴らしい畑を手に入れられ た幸運、中欧ワインにおけるヴェルシュリースリングの重要性、しかし自分はリースリングに力を尽くしてみたいetc...
アリーズIはエレガンスのワイン、アリーズIIは凝縮のワイン。テイスティングコメントはこれくらいにしておきたいと思います。どちらもリースリングの最高傑作。これ以上の言葉は無粋に感じますので。
特徴
リースリング100%。1976年植樹。海抜240m。玄武岩、凝灰岩、砂岩、表土 は褐色森林土。templomdombi(教会の丘の意)の区画より。 暖かく湿度の高かった2018年。カビもついたのですが、厳正な摘果をして、 素晴らしい収穫となりました。最高のブドウを全房で優しくダイレクトプレス。 ジュースは2つの750lのアンフォラに分けられ発酵と熟成。澱と共に18か月 の時を過ごしました。 2つのアンフォラはそれぞれに個性的な味わいとなったので、ブレンドすること なくそれぞれを無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰めしました。
つくり手
IT業界で働いていたイシュトヴァンが自らの畑のほど近くにある自然遺産の石柱群をはじめて目にした時、自分の人生がこの土地とともにあることに気づいたと言います。魂と無垢なる自然に対峙した瞬間の直感が彼をワインづくりに導きました。「その畑に調和が存在することを発見すれば、ワインには調和が現れる」。今後が楽しみなつくり手です。
(インポーター資料より)