Bencze Birtok / Blau 2020
ベンツェ・ビルトック / ブラウ
sold out
ベンツェのワインの中でも特異な位置づけな ワイン。少しの甘味と微発泡。ナチュラルワインにありがちな香りも強く感じる。しかし、時間と共に強い果実味、スパイス、オレンジやリコリスの香りが表れ、ルートヴィアやピート香な ども感じられます。2時間ほど経つと唐突に赤い果実味、いちごをすりつぶした果実感。 少しずつワインは美しくまとまった印象に。余分なものが削ぎ落とされて、最後は花満開の梅林の様。良質などぶろくを彷彿とする甘美な世界です。
特徴
ブラウブルガー100%(2015年植樹)。海抜180m。玄武岩、凝灰岩、砂岩、表土は褐色森林土。収量30~35hl/ha。templomdombi(教会の 丘の意)の区画より。 フルミントを植えている時にいくつかの木々が 違う品種であることに気づきました。どうやら それはブラウブルガー??興味深いので、 実験として残してみようとイシュトヴァンは決意しました。 3分の2除梗、3分の1全房。1000Lの樽に両 方を入れて3日後から手でプレス。8日後には優しくスキンコンタクトさせます。発酵後重力でステンレスタンクに移しました。
つくり手
IT業界で働いていたイシュトヴァンが自らの畑のほど近くにある自然遺産の石柱群をはじめて目にした時、自分の人生がこの土地とともにあることに気づいたと言います。魂と無垢なる自然に対峙した瞬間の直感が彼をワインづくりに導きました。「その畑に調和が存在することを発見すれば、ワインには調和が現れる」。今後が楽しみなつくり手です。
(インポーター資料より)