Christian Venier / Le P'tit Pinot 2021
クリスチャン・ブニエ / ル・プティ・ピノ
sold out
仄かにオレンジがかった淡い赤色。ソフトドライの苺やフランボワーズ、いちじくなどのやや充実感のある果実の香りに、新鮮な熟した赤いプラムのジューシー感を想わせる香りが混ざり合い、加えて小さな赤いバラやポプリなどの華やかな印象が感じられます。瑞々しく清らかな飲み心地で、優しく搾った透明感のある果汁感を想わせながら、ほんのりとした甘みを伴いフルーティーな赤い果皮の果実味が口中に膨らみ、喉を潤すように体へと馴染んでいきます。仄かにクローブなどスパイスの風味が重なり愛らしいピュアな果実の風味に抑揚を与え、アフターにピンクグレープフルーツを想わせる爽やかなほろ苦さがアクセントのように感じられ締まりのある印象を残します。
つくり手
クリスチャン・ヴニエは、若い頃から自然派ワインに興味を抱いており、1995年に従兄弟のティエリー・ピュズラと一緒に農業学校に入学しました。農薬の害などについて農民や周辺住民が知らなかった時代に、ルネ・モスやジュー・ピトン達とも一緒に、当時としては革新的な有機栽培を学びました。クリスチャン家系は、ロワール地方のブロワ近くで何代も続いている農家ですが、スタート時には、父親の畑の葡萄が醸造に適していなかったので、畑を借りましたが、現在は葡萄の植え替えも終えてトータル7ha弱の畑を所有。7つの品種を栽培しています。
(インポーター資料より)