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2022.12.11
白読室内楽アンサンブル
第15回定期演奏会
ベートーヴェン

¥5,000

ベートーヴェン。
古典主義からロマン主義への潮流のなかで、音楽のあり方が、音の物理が中心の世界から、音楽家の心理が中心になりそうな気配のとき。
どんな形式でどんな素材(楽器や編成)を用い、何を主題に据えるか。その基礎に最も重きを置いていたベートーヴェン。その後は水の流れを導くように、音の自ずからの流れを綺麗に的確に掴み実現させる。音の物理的必然と、自らの生理的必然がバランスする一点でそれを捉えた彼の世界。

白読と藝大生が結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、蝋灯りの静けさの中、室内楽と向き合うシリーズの第15回。今年最後の公演です。

日時
2022年12月11日(日)
17時開演


場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F


出演
ピアノ:竹内麻美(東京藝術大学音楽学部4年)
ヴァイオリン:清水伶香(東京藝術大学音楽学部4年)
ヴァイオリン:福山芙蓉(東京藝術大学音楽学部4年)
チェロ:原宗史(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)


プログラム
ベートーヴェン:ピアノソナタニ長調作品28「田園」
ベートーヴェン:ピアノトリオ第4番変ロ長調作品11「街の歌」
モーツァルト:ピアノトリオ変ロ長調KV502
ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番ト長調作品40


ホワイエ
終演後は会場であるsansaにてお食事やお飲み物をお召し上がりいただけます。余韻を愉しむためのホワイエとしてご利用ください。

 

主催:白読
https://hakudoku.jp

 

 

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artist profile

竹内 麻美(Pf.)
2001年東京都出身。東京藝術大学音楽学部4年。
好きな作品はシューマンのピアノ協奏曲イ短調作品54。「愛」や「憧れ」が溢れ出る美しいメロディーは、いつも私の心を揺さぶります。鮮烈な冒頭の下降に続き、ドラマティックに展開していくこの曲は、どこを切り取ってもシューマンのクララへの愛情や自らの心の葛藤を感じとることができます。最愛のクララと会話をしているような愛に満ちた作品に魅了されます。素敵な景色を求めて自転車で旅することが大好きです。

 

清水伶香(Vn.)
2000年千葉県出身。東京藝術大学音楽学部4年。
好きな作品はハイドンの弦楽四重奏曲第75番ト長調作品76-1。ハイドンの作品は、そのものの美しさは勿論ですが、聴き手を驚かせる仕掛けの数々が本当に魅力的で、いつも(良い意味で)裏切られてしまいます。作品76-1は、私が初めて本格的に取り組んだ室内楽曲で、特に思い入れのある作品です。
音楽を始めた頃は、10代からは声楽を学ぶつもりでした。それから15年、沢山のご縁があり、ヴァイオリンを弾き続けています。今も歌うことが大好きです。

福山芙蓉(Vn.)
北海道札幌市出身。東京芸術大学音楽学部4年。
好きな作品はシューマンのミルテの花。詩人になることを夢見たシューマンの文学への情熱とクララへの深い愛を感じられ、ファンタジーに満ちたシューマン独自の音楽世界を味わうことができる作品です。歌曲ですが、いつかヴァイオリン用にアレンジして弾きたいと思っているのでこの一年で挑戦したいです。
コロナ禍にパンを焼くことに興味を持ち、専用のオーブンを買ったり一時毎日のように焼くほど、どハマりしました。オーブンは最後まで覗き続けます。

原 宗史(Vc.)
三重県津市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
好きな作品はF.プーランク: チェロとピアノのためのソナタ。こよなく愛するフランス音楽の中でも特に愛してやまない一曲。独特の和声感や甘美な旋律はもちろん、彼にしか成し得ない気高さやユーモア、特有のエスプリにあふれる非常に華やかな世界観などがたまらなく魅力的な作品。楽器を弾く傍ら合唱団に所属し、幅広く音楽活動をしています。

白読(はくどく)
姉妹店sansaをホールとホワイエに見立て音楽会を行うプロジェクト。音楽に向き合う時間と空間のために静けさをつくり、音楽家たちを定期演奏会という形で白読(素読)するプログラムを軸に活動。

白読室内楽アンサンブル
藝大生と結ぶ白読オリジナルの室内楽アンサンブル。
若き音楽家らがいま向き合いたい作品を軸にプログラムと空間を編み、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながら、心静かに愉しめる音楽の時間をお届けできるように願いながら活動しています。