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2024.9.29
白読クラシックシリーズ
第37回定期演奏会
モーツァルト、メンデルスゾーン

¥5,000

モーツァルトとメンデルスゾーン。
神童と呼ばれた、ふたり。
幼いころから並外れた音楽の才能を示し、それぞれ三十数年という短い生涯のなかで多くの作品を残し、その存在感を示しています。

今回は、人間の喜びから悲しみまで、その精神性を深く啓示する弦楽四重奏という器にて、その魅力を紐解いてゆきます。

ハイドンから受けた深い感動に導かれて書かれたモーツァルトの〈ハイドン四重奏曲〉より、彼の作品のなかでも最も悲観的でなお美しい短調作品と、そのころハイドンやモーツァルトに耳を傾けていたであろうメンデルスゾーン中期の可憐で端正で古典的、そして、幸福感に満ちた作品の取り合わせでお送りいたします。

東京芸術大学にルーツを持つ若き音楽家らが、クラシック音楽に触れる場の可能性を追いかけながらお届けしているシリーズの第37回。クラシックに親しみのある方も、これから親しんでゆきたい方も、どうぞお気軽に音楽の時間を楽しみにいらしてください。

日時
2024年9月29日(日)
17時開演(16時開場)
 
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F


出演

Quartet Acero(クァルテット・アチェロ)
Vn. 清水伶香(東京藝術大学大学院修士2年)
Vn. 平井美羽(東京藝術大学大学院修士2年)
Va. 菊田萌子(東京藝術大学大学院修士1年)
Vc. 松蔭ひかり(東京藝術大学大学院修士2年)


プログラム
モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 KV421
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1
ほか

 

主催

白読

artist profile

Quartet Acero(クァルテット・アチェロ)
東京藝術大学、同大学院に在籍する4人により2024年1月に結成。
Aceroは「楓」を意味するイタリア語。楓は「調和」や「美しい変化」の花言葉を持ち、秋になると色鮮やかに紅葉することから、色彩豊かな音を奏でたいという想いを込めて命名。現在ウェールズ・アカデミー第3期に参加のほか、学内外のマスタークラス等で研鑽を積む。

 

classic series
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながらお届けしてるシリーズ。バロックから現代にいたるまでのおよそ250年にわたる時間の中で編み出されてきた名作。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。