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2025.1.26
白読クラシックシリーズ
第41回定期演奏会
シューベルト、ブラームス

¥5,000

憂鬱なシューベルトと、ブラームスの慈愛。
愛と痛みとが混沌とするなかの束の間の慰め。


 私の作品は、私の悲しみから生まれます。
 世界に最大の喜びを与えるものは、私の最も深い悲しみから生まれました。
  −シューベルト

 シューベルトへの私の愛は、真剣なものです。
 これほど大胆かつ確実に天に向かって飛翔する彼のような天才は、
 どこにいるのでしょう。
  −ブラームス

今回は、シューベルトが最晩年に書いた作品、そしてブラームスがデビュー当時に手がけたものを、熟年になり自ら大幅に改訂した作品を中心にお送りいたします。



公共の要求に縛られいため、より個人的で、実験的で、挑戦的な室内楽。作曲家の精神がより宿る創造的なこの分野で、今回は、ピアノ・トリオの編成でふたりの作曲家の深淵に近づいてゆきます。



東京芸術大学にルーツを持つ若き音楽家らが、クラシック音楽に触れる場の可能性を追いかけながらお届けしているシリーズの第41回。

日時
2025年1月26日(日)
17時開演(16時開場)
 
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F


出演

ピアノ:山本悠流(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)
ヴァイオリン:辻愛結実(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)
チェロ:松蔭ひかり(東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程)


プログラム
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 作品99、D898
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 作品8
ほか

 

主催

白読

artist profile

山本悠流(Pf.)
2000年東京都出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
バッハ、ベートーヴェンのようなメジャーな作曲家は勿論大好きですが、一般的にはあまり知られていない作品を演奏することも最近好きなことの一つです。特にシマノフスキ、レーガー、メトネル等のピアノ作品をより広めたいという思いがあります。歳を重ねれば重ねるほど先入観や固定観念に囚われてしまいますが、その中で如何に変化し成長していけるかというのが現在の自分の課題です。

辻愛結実(Vn.)
2000年東京都出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
好きな作品はJ.S.バッハのシャコンヌです。バッハの偉大な音楽に触れると、心の奥底から自分の偽りのない感情が無意識に引き出されていくような、神聖な気持ちに包まれます。シャコンヌの美しく深い和声の響きと温かさは、何度聴いても涙がこぼれてしまいます。美しい自然の景色を見たり、絵を描いたり写真を撮ることが好きです。とてつもなく可愛いセキセイインコを飼っています。

松陰ひかり(Vc.)
2001年兵庫県出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程。
私の妹が大昔、チェロ習いたいと母に懇願して買ってもらったチェロをおよそ1ヶ月でやめてしまい、その楽器を遊びで弾き始めたのがチェロを始めるきっかけでした。好きな曲はバッハの無伴奏チェロ組曲です。宇宙のように広がる広大な音楽が一本のチェロから生み出されることに魅力を感じます。趣味は読書、映画鑑賞、登山です。実家にはマリーとはなちゃん、2匹ビーグル犬がいます。

 

classic series
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽に触れる場の在り方の可能性を追いかけながらお届けしてるシリーズ。バロックから現代にいたるまでのおよそ250年にわたる時間の中で編み出されてきた名作。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。