Jaroslav Osicka / Moravian Rhapsody 2021
ヤロスラブ・オセチカ / モラヴィアン・ラプソディ
sold out
オセチカの新しい白のベーシックキュベは、 モラビアで古くから作られ続けてきたブレンド。冷涼な気候の元、苦労してワインが 作られてきたモラビアのワインの物語です。 熟したグレープフルーツに蜂蜜をかけたよ うな印象のワイン、エルダーフラワー、ラフランスなども薫ります。柑橘のはじけるような爽やかな香り際立ち、酸も美しいのですが、酒質には穏やかさが感じられ、どこかあたたかな余韻です。まるで、春の小川のほとりでワインを飲んでいるような牧歌的 な風景が浮かんできます。
特徴
粘土質、黄土と泥灰土。 開放桶にいれて天然酵母による自発的に 醗酵。1000lの古樽とアカシア樽で10カ月 の熟成後、無濾過にて瓶詰。生産量は 3000本です。
つくり手
80年代の半ば自由化の足音が近づいてきたチェコ国内で は、ワイン産業復興の機運が高まっていました。工業的なアプローチで1600年代から1700年代のワイン産業の隆盛を取り戻そうとする人たち。その中で、“補糖無し・亜硫酸添 加最小限”を標榜した一人の農業高校の教師がいました。ヤロスラブ・オセチカです。オセチカは90年代初頭、先祖が入手した伝統ある畑とセラーを共産主義時代の没収からとり戻し、高校で農業と醸造を教える傍らのちにチェコの自然派ワインを定着させたDobra Viniceのアドバイザーを務めつつ葡萄の提供を行いました。2008年に会社を設立。2007年がファーストヴィンテージです。現在3ha所有しており畑での多様性を大切にし、微生物の生命層を豊かにしていくように手当し、添加しない醸造へとつながっています。
(インポーター資料より)