JC Garnier / 13 Vents 2022 ジャン・クリストフ・ガルニエ / トレーズ・ヴォン
¥6,100
樹齢約40年、シスト土壌。ダイレクトプレスの後、ファイバータンクで6ヶ月間発酵と熟成。
やや青みがかった淡い黄色。白桃や黄桃、プラム、硬めの洋梨、文旦、青りんごなどの果実香に、レモンバーベナやレモンピールの爽やかさ、木の皮などの芳ばしい香りが加わります。キラキラとした透明感を想わせる雑味のない飲み心地で、僅かに舌先をかすめるガスが感じられ溌剌とした印象を与えます。ほどよい甘みが舌先を包み馴染みやすいアタックで、柑橘系の爽快感に溢れた果実味にキレの良いりんご酸がバランス良く溶け込みフレッシュ感を掻き立てます。
口中に膨らみゆく中で徐々に黄桃の核のようなフルーティーな芳ばしさや旨味が重なり、深みや奥行きが感じられます。アフターには仄かにミルクティーのようなまろやかなニュアンスが抜け、円みのある柔らかい印象を残します。
つくり手
グランメゾンに10年以上ソムリエとして務めたガルニエ氏は、農業学校で学んだ後、マーク・アンジェリのもとで働きながら多くのことを学びドメーヌを立ち上げました。
ンベール・ドゥ・ラティーに7haの畑を所有し、年数が経つにつれ区画ごとの特徴も把握でき、それに合わせた仕事ができるようになったそう。
醸造も自然に行うことが土地の味わいの表現につながると信じて頑張っています。彼のワインは自然な造りでありながら、味わいが美しく明確な主張が感じられます。それはきっと、ソムリエの立場でワインを供した経験が、ワイン造りに反映されているのだと思うのです。
(インポーター資料より)