Jordi Llorens / Blankaforti 2020
ジョルディ・ロレンス / ブランカフォルティ
sold out
キュヴェ名はジョルディの住むブランカフォルト村の住人のことを 指します。カベルネソーヴィニヨンとガルナッチャを主体に5品種を醸し後、デブルバージュし上澄みの綺麗なジュースのみをアンフォラで 9ヶ月発酵 ・ 熟成しSO2無添加瓶詰めしました。ブラウンガーネット色、ザクロやカシスの香り、カシス系果実のアタック、甘味の中に冷涼さがあり細かなタンニンがアフターを彩ります。
つくり手
当主 ジョルディ・ロレンスは、この土地で代々続く農家に生まれました。ジョルディの家族は18世紀からブドウだけでなくアー モンドやオリーブなどの作物を作ってきた複合農家。ジョルディ自身はサスティナブル農業に長年熱心に取り組んでおり、現在はオーガニックのオリーブオイルも造っています。ワイン造りをスタートしたのは2008年、ナチュラルワインへ移行したヴィンテージは2012年からになります。彼のワインは人柄同様、純粋で優しく、静けさの中にエネルギーを感じるスタイル。
畑は村の周りの標高400mから650mの基本的には石灰岩質土壌の6つの異なる場所に合計16haを所有し品種は固有品種であるパレリャーダ、 マカブー、ガルナッチャやカベルネソーヴィニヨン、シラーを栽培しています。畑においてもセラーにおいてもビオディナミを実践し、特に畑は周りの畑と比 べて一目瞭然の生きた豊かな土壌とブドウの木、そして生い茂る緑を見ることができます。標高の高さゆえの冷涼な気候、地中海への近さゆえの海から注ぎこむ涼しい風、これらは暑い日にも涼しい新鮮な夜が来ることを意味します。ジョルディは土壌の健康、ブドウの木のバランス、そしてワインの中への複雑味を得るため生物の多様性を促進するよう草や花を数多く畑や畑の周りに残しています。 彼のセラーは2008年から17年までは実家の向かい側のとても小さい場所でアンフォラや幾つかのタンクを用いワイン造りをしていましたが、2017年に新しいセラーを近くに作り、主に白ワインに使用する10基の粘土のアンフォラは地下に埋めてありそれはまた圧巻です。 スパークリングワインも造り始めましたのでデゴルジュの機械など年々設備が充実して行っています。只、未だに全てを家族で行っておりボトリングも 手作業、ワックスによるキャップシールも妹が1本ずつ丁寧に行うなど依然として手作りには変わりありません。 醸造は至ってはシンプルで自然酵母のみを使用し何も足しません。もちろん濾過のようなプロセスもありません。衛生状態には最も気を使い、果実の純度、優美さ、繊細さ、それに複雑さとデリケートな新鮮さが丁寧なその気遣いを物語っています。
(インポーター資料より)