L’egrappille/GURI 2020
レグラッピーユ / グリ
¥6,700
小気味良い酸が感じられ軽やかに流れ込み、赤い果皮を持つ果実味が優しく搾った透明感のある果汁のように雑味がなく瑞々しいタッチで広がります。次第に緻密なエキスが現れ、アフターにかけて骨格やブレのないしっかりとした印象を残します。
醸造
4/5の葡萄をダイレクトプレスして、ダイレクトプレスジュースに除梗した葡萄1/5で8日間マセラシオン。8~9ヶ月間Jarres(ジャー)と呼ばれる、磁器製のアンフォラのような形をした容器で発酵・熟成。
つくり手
これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーと夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行ってきましたが、2019年に別々の人生を歩むこととなり、カトリーヌは新たに2haの葡萄畑を購入しこれまでどおりのレグラッピーユのドメーヌ名で再出発しました。ラルブル・ブランのフレデリック・グナンに勧められたジャーなども取り入れ、少しづつ挑戦の幅も広げており、今後も彼女らしいピュアなワインを造り続けてくれることでしょう。
ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力し、具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしていることは現在も変わりません。
(一部インポーター資料より)