Maurer Oszkar / Cabernet Sauvignon 2020
マウアー・オスカル / カベルネ・ソーヴィニヨン
¥7,200
カベルネ・ソーヴィニョン。泥、石灰、堆積岩、火山岩。スレム地区。湖畔にある野生の自然環境が残る地域(Dobrodol村)樹齢17年。開放桶で自発的な醗酵、12日間のマセラシオン。225ℓの古樽で24か月熟成。亜硫酸無添加、無濾過にて瓶詰め。
ブラックチェリー、プラム、少しのカシス、針葉樹、ラムレーズン、バニラ、フランキンセンス。強い凝縮を感じるワインで、スモーキーなニュアンスも感じます。前年のジャンボという名のカベルネソーヴィニョンのキュベもそうでしたが、この地域の、否、マウアーのカベルネには冷涼感が感じられます。シンプルに凝縮したワインには仕上がらず、涼しげなグリーンフレーバーと調和した古典的なカベルネの存在感を併せ持ちます。今飲んでも楽しめますが、熟成をさせても面白いと思います。ジューシーでわかりやすく美味しい一本。
生産者
ハンガリーの国境にほど近いセルビア最北の街、スヴォティッアで4代続く伝統あるワイナリー。元当主のオスカルはナチュラルワインへの転向を緩やかにすすめ、2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加を実現。現在16haを所有しておりプレフィロキセラのカダルカなど多くの地品種を所有しています。
化学薬品のない時代のワインはどのようにつくられていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか。思索を続けるオスカーは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。
(インポーター資料より)