Maurer Oszkar / Kadarka Gravitation 2021
マウアー・オスカル / カダルカ グラヴィテーション
sold out
カダルカ(突然変異)。泥土、石灰、堆積岩、火山岩。スレム地区、Nagy-Krisztus畑(ハ
ンガリー王国が1450年頃に格付けされたグランクリュ畑)。Nagy-Krisztus畑は偉大なるキリストという意味で、この畑では灌木での栽培を行っています。この地域のブドウは貴腐化しやすく、ほぼ確実に貴腐混じりのブドウが収穫されます。手摘みで収穫。除梗したブドウを開放桶で
12日間の発酵。その後古樽に重力で移してそのまま約12か月の熟成。亜硫酸無添加、無濾過にて瓶詰め(重力を使ったホースでの瓶詰めを適用)。
ロックンロール同様。閉じています。ワインは力強く、しなやか現時点で十分美味しいです。構造はやはりロックンロールよりも一回り大きく、明らかにグランクリュです。寝かせることをおススメいたします。
生産者
ハンガリーの国境にほど近いセルビア最北の街、スヴォティッアで4代続く伝統あるワイナリー。元当主のオスカルはナチュラルワインへの転向を緩やかにすすめ、2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加を実現。現在16haを所有しておりプレフィロキセラのカダルカなど多くの地品種を所有しています。
化学薬品のない時代のワインはどのようにつくられていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか。思索を続けるオスカーは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。
(インポーター資料より)