Maurer Oszkar / Rebel RED 2020
マウアー・オスカル / レベルレッド

Oskarの精神性をあらわしているのでしょうか。個性的に作られたワインでありながら、 味わいには正統派メルローのエレガンスを感じます。ポムロールのトロタノワを彷彿とします。空気を上手くふくませた名人の手に よるカクテルのように、ふわりとしたテクスチャー。密度の濃い香りにはプラム、デー ツ、サンザシ、マスクメロンが感じられます。 端正で品のある印象は余韻にまで感じら れます。

特徴

泥、石灰、 堆積岩、火山岩。スレム地区。 手摘みで3回の収穫。全房のブドウを開放 桶でそれぞれ発酵、1回目(9月30日)はマ セラシオンは6日、2回目(10月10日)は12 日、3回目(10月24日)は20日。それぞれ 225lの古樽で12カ月の熟成。後ブレンドし て、無濾過にて瓶詰め。 2018年は3つの品種(Kadarka、Merlot、 Mézes Fehér)のブレンドでしたが、今回は 一つの品種で別時期での3回の収穫。メル ローの様々な個性を引き出し、そして融合 させました。Rebelとは反逆者の意味。

つくり手

ハンガリーの国境にほど近いセルビア最北の街、スヴォティッアで4代続く伝統あるワイナリー。元当主のオスカルはナチュラルワインへの転向を緩やかにすすめ、2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加を実現。現在16haを所有しておりプレフィロキセラのカダルカなど多くの地品種を所有しています。

化学薬品のない時代のワインはどのようにつくられていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか。思索を続けるオスカーは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。

（インポーター資料より）