Maurer Oszkar / Vad Fekete 2021
マウアー・オスカル / ヴァド・フェケテ
¥9,400
濃厚そして濃密。プラムやブルーベリーの凝縮、ヨード香、干しあんず。テクスチャは繊細にして艶やか。余韻は17秒。いまだかつてない美を表現したワインです。
特徴
Vadfekete (Wild Black、Csókaszőlő)。ヴァドフェケテ100%(3分の2 1880の古木、3分の 1 樹齢18年)。スヴォティッア地区(Nosza hill)。ヴァドフェケテ種は1900年以前はカルパチア盆地で広く栽培された品種でしたが、 収量も低く育てにくいために絶滅寸前にまで減ったぶどうです。現在はハンガリーの古品種として保護され、数ヘクタール栽培さ れています。Mauerワイナリーでは1880年に植えられたヴァドフェケテの古木が今も大切に栽培されており、2021年、プレフィロキセラの古木畑と樹齢18年の二つの畑のブドウをブレンドし、ヴァドフェケテ単一でのキュベがはじめて作られました。 手摘みで収穫。除梗したブドウを開放桶で10日間のマセラシオンおよび発酵、ハンガリーオークで11カ月の熟成。亜硫酸無添加、 無濾過にて瓶詰め。すべての工程で重力を採用しています。
つくり手
ハンガリーの国境にほど近いセルビア最北の街、スヴォティッアで4代続く伝統あるワイナリー。元当主のオスカルはナチュラルワインへの転向を緩やかにすすめ、2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加を実現。現在16haを所有しておりプレフィロキセラのカダルカなど多くの地品種を所有しています。
化学薬品のない時代のワインはどのようにつくられていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか。思索を続けるオスカーは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。
(インポーター資料より)