Richard Stavek / BFMB 2020
リチャード・スタヴェック / BFMB

液体を噛むことができると錯覚するような果実の凝縮。 ジュクジュクとした赤い果実。マスカットの香りを感じ、黒系のベリーがあらわれ、 畳みかけるように土系の香りがあがってくる。酒質は軽やかですが、構成要素は満ち満ちていて、口内のフレーバーとして、ミント、もみの木、セロリ、松の葉、緑茶、 桑の実、リンゴンベリー、コケモモ、なども表れます。甘酸っぱい味わいにキュンとくること間違いなしです。

特徴

Sevar10%、Rubinet70%、Bakon20%。収 量は約40hl/ha。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。開放桶で自発的な醗酵を促し、10日間の マセレーションをします。800lのオークの 古樽に移し、バトナージュをしながら10カ月の熟成。一切のろ過はせずに瓶詰となります。 鳥に食べられずに残ったバコノワール (Bakon)とムラディボチェックで使われるローカル品種のブレンド。

つくり手

子供時代より父の畑に親しみ、二十歳で園芸学と葡萄栽培を学んだ後、自然な葡萄栽培を広めたいとの思いから、ワイン専門誌の編集者となり編集長まで務めました。

その後父の畑に戻り、自ら葡萄栽培とワイン造りに取り組むことに。

彼はワインに対して幅広い知識を持っており、現代醸造もカバーしたうえでオーガニック栽培を尊重・選択し、チェコの伝統に回帰してフィールドブレンドのワインを造っています。

（一部インポーター資料より）