Richard Stavek / Chardonnay orange 2020
リチャード・スタヴェック / シャルドネ・オレンジ
sold out
あんず、キンカン、熟したグレープフルーツ、 ポロネギ、コンソメスープ、ぬか漬け、白コショウ。多様な香りです。香りの有り様は、水に溶ける絵の具が混ざりきらず、マーブル状に広がっていく。そんな美しい模様のようです。味わいには植物的なえぐみ、 シェリー的な酸化のニュアンスなどが感じられ、パパイヤやドライマンゴーの甘味ととろみがそれらを包み込み、余韻に向かっていく。リチャードの2020年のオレンジは、 軽やかさととろみが同居したヴィンテージ です。
特徴
シャルドネ100%。黄土。南向きの斜面 (Kobyli村)。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーションをします。 バトナージュをしながら10カ月の熟成。樽 はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア (Robinia pseudoacacia)100lと200lの樽を 併用します。一切のろ過はせずに瓶詰となります。2020年はとても暑い年、例年よりも早い収穫となりました。
つくり手
子供時代より父の畑に親しみ、二十歳で園芸学と葡萄栽培を学んだ後、自然な葡萄栽培を広めたいとの思いから、ワイン専門誌の編集者となり編集長まで務めました。
その後父の畑に戻り、自ら葡萄栽培とワイン造りに取り組むことに。
彼はワインに対して幅広い知識を持っており、現代醸造もカバーしたうえでオーガニック栽培を尊重・選択し、チェコの伝統に回帰してフィールドブレンドのワインを造っています。
(一部インポーター資料より)