Simon Busser/Originel 2019
シモン・ビュッセー / オリジネル
sold out
張りのある酸に瑞々しい軽やかなタッチ。雑味のない伸びやかな飲み心地で黒系果実の風味が広がります。充実した果実味に紅茶のような高貴な風味が重なり、上品な印象のミディアムスタイル。
特徴
やや粘土の多い粘土石灰質土壌の樹齢約30〜35年、メルロー、コーの混植の畑。除梗した葡萄を開放タンクでピジャージュやルモンタージュを行いながら1ヶ月間のマセラシオン。その後18ヶ月フードルで熟成。
つくり手
当主のシモン・ビュッセーは、父から一番古い樹齢(1970年)の一部3haのぶどう畑を引き継いで2007年よりワイン造りを開始。試験的な試みを経て、ぶどう栽培と発酵という基本の工程が最も奥が深く複雑で内容が濃いという点に興味を集中させ取り組んでいます。
地中海の大平原「カマルグ」で乗馬をして暮らすのが夢というほど馬が大好きなシモンは、どうせ農業をするのなら馬で耕そうと考えます。友人を通して、馬でぶどう栽培をする蔵元として有名なロワールのオリヴィエ・クザンに出会い、手綱さばきの研修を受け、今ではボルドー液などの農薬散布以外は全て馬を使って栽培をするようになりました。「馬は、大地と私の大切な友達。」とシモンは言います。
畑はビオロジック栽培で一部はビオディナミ。蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけ、酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。
(インポーター資料より)