Simon Busser/Si Rose 2022
シモン・ビュッセー /シー・ロゼ
¥3,700
苺ゼリーのような淡い赤色。グレナデンやクランベリー、フランボワーズを想わせる赤い果実の甘酸っぱい香りに、赤い小さな野バラやローズヒップなど華やいだ香りも加わり香り高く漂います。可愛らしく明るいスタイルであることが香りや色合いからも伺えます。瑞々しく軽快な飲み心地で、溌剌とした透明感のある果実味が流れるように広がります。熟した赤い果実のジューシーで甘やかな風味に、赤すぐりやアセロラなどを想わせる酸が感じられ引き締まった印象を与えており、風味豊かな果実味を引き立てながら伸びやかで冷涼感のある辛口の味わいへと導いています。
つくり手
当主のシモン・ビュッセーは、父から一番古い樹齢(1970年)の一部3haのぶどう畑を引き継いで2007年よりワイン造りを開始。試験的な試みを経て、ぶどう栽培と発酵という基本の工程が最も奥が深く複雑で内容が濃いという点に興味を集中させ取り組んでいます。
地中海の大平原「カマルグ」で乗馬をして暮らすのが夢というほど馬が大好きなシモンは、どうせ農業をするのなら馬で耕そうと考えます。友人を通して、馬でぶどう栽培をする蔵元として有名なロワールのオリヴィエ・クザンに出会い、手綱さばきの研修を受け、今ではボルドー液などの農薬散布以外は全て馬を使って栽培をするようになりました。「馬は、大地と私の大切な友達。」とシモンは言います。
畑はビオロジック栽培で一部はビオディナミ。蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけ、酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。
(インポーター資料より)