SZÓLÓ / Dolce 2019
スジョロ / ドルチェ
sold out
ひとたび香りを嗅げばそこは楽園。天上の音楽が鳴り響き、軽やかな香りに心が浮き立ち、甘く濃密な液体に身体がとろけそうになります。オレンジ、ベルガモット、クチナシ、パイナップルケーキ。美しい酸がこのワインに浮遊感を与えているのです。
特徴
フルミント70%、Kabar30%。火山性土壌、 流紋岩質凝灰岩。自社の様々な畑より。 レイトハーベストワイン。しかし一部貴腐化 しています。貴腐化したブドウは除梗。そ の他は全房でプレス、発酵のはじまるレイトハーベストのぶどうのマストに除梗した貴腐を加えて、マセラシオンしながらの1週間の発酵です。酵母は天然酵母です。発酵、熟成共にステンレスタンクを使用、熟成は7か月です。瓶詰の際清澄と濾過をして亜硫酸を加え瓶詰めします。
つくり手
初めて日本に輸入されるナチュラルのトカイワイン。ワインの歴史の中で最も重要なワイン産地であり、最高峰の甘口と世界で評されながら、日本ではまだその本質、本領が伝わっているとは言いづらい状況です。ナチュラルのTOKAJIを探し続けていたJapan terroirがやっと出会えた素敵なワイン。それがSZÓLÓです。
トカイは火山性土壌を主とします。SZÓLÓが所在するタリヤ村の畑は流紋岩質凝灰岩を主として、畑によって微妙に土壌構成が変わります。現在は約10ヘクタールの土地を所有しており、フルミント種、ハルシュレヴェリュ種をメインにSárgamuskotály(ミュス カ・ブラン・ア・プチグラン)、Kabar(ハルシュレヴェリュとブーヴィ エの交配)などを栽培。もっとも古いフルミントは樹齢60~80年です。 伝統的な生産者が多く存在するトカイにおいて、ナチュラルワイ ンの生産者はごくわずかです。そんな中でTímeaは伝統的なトカイワインの素晴らしさを継承しつつも、ナチュラルという新しいあり方をそこに共存させようとしています。彼女のドライワインにはナ チュラルラインとそうでないものがあり、ナチュラルラインは天然酵母で醸され、亜硫酸ゼロ瓶詰めされます。一方で甘口はその エレガンスを失わせないためにナチュラルに栽培されたブドウを 天然酵母で醸し、瓶詰めの際亜硫酸を添加します。これはナチュラルワイン不毛の土地であるトカイにおいて、偉大な挑戦なのです。
(インポーター資料より)