年齢認証

法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、
酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。

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はい

2022.01.21 | wine

2022.01.21 | wine

A ta santé ken san!

はじめまして。
awaiの岸部兼太郎と申します。
2016年から2017年までの1年間渡仏、帰国後都内にて飲食店勤務を経て2021年よりawaiにてワインのセレクトをさせていただいています。
タイトルにもある通り、今回は僕の名前の入ったワインご紹介させていただきます。
2018年知らせを聞いた時には本当に嬉しかったですし、驚いたことを覚えています。
まさか自分をモチーフにしたワインができるなんて。。


2016年1月。ワインの業界にいなかった僕は「ナチュラルワインが好き」ただそれだけでワーキングホリデーのビザと最初の3ヶ月、語学学校とホームステイ先を決めフランス、リヨンへと向かいました。


学校時代、たまたまリヨンのレストランでリリアンボーシェと出会ったことをきっかけに研修させてもらえることに。
メールでコンタクトをとったのですが最初はもちろん断られました。それはそうです。いままでひとりでやってきて研修生を受け入れたことがないのに、見ず知らずの日本人がいきなり1年間住み込みで研修させてほしいと言ってきたのです。その後何度かやりとりするうちに、まず2週間くらい来てみたらとお許しがでて住み込みでの生活がスタートします。



音楽など共通の趣味も多くだんだんと受け入れてくれて1ヶ月、2ヶ月と研修期間が伸びていきました。その後、彼の紹介でフィリップジャンボンやジェロームギシャールなど、ボージョレで春の畑仕事から収穫、醸造、剪定まで2016年すべての工程を経験させてもらいました。残念ながらその年は5月に雹がふり収量は激減。残った葡萄も病気に悩まされる1年でした。そんな大変な1年だったのでみんなで助け合い、フィリップとは特に協力し、収穫や醸造もみんなで行うことに。


そんな16年のワイン。日本に来るのが楽しみだなと思っていたら。。ジェロームの畑の植樹をみんなでやった時にリリアンに取られた、ふざけ散らかした写真が元ネタとなっているエチケット(リリアンの奥さんソフィー作)に僕の名前が入ったものが日本に輸入されてきたのです。
インポーターの方に申し訳ないなと思いながらも感動し、すぐにリリアンにメールをしたことを覚えています。


そんなa ta sante ken san! あれから6年が経ち、味わい的にも素晴らしい状態にあります。明るい酸と果実味を保ちながら旨みのある、妖艶な雰囲気になってきました。
僕にとって特別な場所となったボージョレ。いろんな運が重なり、本当に素晴らしい経験をさせてもらえました。

リリアンボーシェ、フィリップジャンボン、ジェロームギシャール他ボージョレのワインを是非ご賞味ください。

 

kentaro