【おひとり様1本まで】MILAN NESTAREC / TRANSCENDENT N°4 NV
ミラン・ネスタレッツ / トランセンデント
sold out
春の訪れはやや遅かったものの、生育期間を通じて高温と十分な降雨に恵まれ、ブドウの生育および成熟には好条件となりました。収量自体は非常に良好でしたが、開花期に強いベト病の被害を受け、結果として収量は10〜15%減少しました。しかしこの収量減は、最終的にワインの品質向上につながりました。アルコール度数を抑え、より良好な酸を得るため、周辺の多くの生産者よりも約14日早く収穫を開始。すべて手摘みでの収穫のため、全区画で適切な成熟度を得るには慎重な計画が必要となり、収穫期間は合計で6週間に及びました。発酵は2022ヴィンテージと比べて非常に順調に進み、すべてのワインは問題なく清澄・発酵終了に至足りました。総じて非常に良好なヴィンテージであったと思います。こうした年の特徴は、「トランセンデント N°4」にも明確に表れています。当初はノイブルガー、リースリング、そしてレゲント(父が1990年代に受け継いだドイツのハイブリッド種)をブレンドしていましたが、現在のNo.4は、レゲントの畑を撤去して以来、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、そしてブラウフランキッシュをブレンドしています。ブドウはすべてスロヴェンスキーの畑から収穫しているので、まさに畑のブレンドと言えるでしょう。ここはブドウ品種よりも場所そのものが重要です。斜面の頂上にある小さな区画で、チェルノーゼムの表土の下に広がる純粋な黄土層です。
「トランセンデントN°4」は、私が自分たちのワイン全般において最も有効だと考えている哲学とアプローチに基づいてるくられています。テクスチャーとテロワールの個性を引き出すために全房発酵を採用し、さらに奥行きと安定性を与えるためにマロラクティック発酵を行っています。決していわゆる「プールサイドで飲むロゼ」ではなく、むしろ軽やかで噛み応えのある“ジュラ的赤ワイン”スタイルです。
By ミラン・ネスタレッツ
9月17日に全てのブドウを手摘みで収穫開始。白ブドウは全房のままスキンコンタクトを行い、発酵を開始。黒ブドウは直接圧搾し、その果汁を白ブドウの開放桶に加えることで、アルコール発酵の全期間にわたりマセラシオンを行う。シュトッキンガー社製3000Lオーク樽で熟成。2025年4月1日に瓶詰め。瓶詰め時に亜硫酸5ppm添加。
植樹: 1995-2001年
仕立:Guyot
収量 : 35hl/ha
畑:Slovenské
Moravský Žižkov
南東向き
面積:0,9ha
標高:210-225 m m
土壌:レス土壌
傾斜 : 13%
生産者
ミラン・ネスタレッツのワイナリーは、オーストリア国境から15kmのチェコ共和國南東部の南モラヴィア地方VelkeBiloviceにあります。当主のミランは2代目で、彼の父は以前ドイツのワイナリーで働いていましたが、2001年に故郷であるモラヴィアに戻ってワイナリーを始めました。
当時ミランは13歳で、それから彼のワイン人生が始まっています。2003年15歳の時に初めてワインを作り、高校・大学での一般的なワイン教育ではナチュラルワインが造りたい彼にとっては楽なものではありませんでしたが、自分でトライ&エラーを重ねながら学び、2017年で15回目の収穫を迎えます。
ワイン畑は合計12haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除されています。葡萄樹を優しい方法で育てることにより、最良な結果をもたらせてくれると信じています。ワインはチェコ共和國のモラヴィア地方で育つ典型的な葡萄のピュアな表現で、テロワールやミラン自身の視点を描写するとともにミランたちの情熱や熱意や直感がつまっています。セラーでのワインはすべて自然に発酵し、ほとんどがオークまたはアカシアの樽で醸造されます。2015年ヴィンテージは、畑での選果をより厳しく行い、より短い期間のスキンコンタクトで、偉大なエレガンスを得る試みを行った。現在、世界で注目され、世界を響す生産者となったミランですが、マイペースに素晴らしいワインを造り続けています。