のろし醸造×麦酒夢詠み×Brasserie Knot / 風裡 エルダーフラワーウィット
sold out
「風裡(ふうり)」は、麦酒夢詠み(京都)×のろし醸造(千葉)× Brasserie Knot(北海道)×の3社によるコラボレーションビールです。
このビールの中心にあるのは、のろし醸造のある流山の地に、9年前に植えられた3本のエルダーフラワーの苗。3つのうち1本だけ枯れずに成長を続けました。長い年月をかけて育ち、今となってはたくさんの花を咲かせるようになったその木から、今年の5月、丁寧に花を摘み取り、生花を乾燥させずフレッシュなまま使用しています。
ベースのスタイルはベルジャンウィット。Brasserie knotのFlower(定番のベルジャンウィット)をモデルに、のろし醸造解釈でレシピを組みなおしました。
仕込み当日は、闘病中の麦酒夢詠みオーナーに思いを馳せながら同年代の同志が集まり、祈るような思いも込めながらお手伝いさせていただきました(弊店オーナーも参加させていただきました)。
風裡とは「風流」にも似た意味を持ち、「雅やかで趣のあること、またはその様子を意味します。また、世俗を離れて趣味の道を楽しむこと」。麦酒夢詠みオーナーが名付けました。
<味わい>
香りはマスカットや白桃のような印象もありつつ、あくまで繊細で上品。飲み口はドライで軽快ながら、花の存在がやさしく余韻に残る、初夏の風を思わせる仕上がりです。土地に根差した植物と、その土地で生きる人の時間が、ようやく実を結んで花咲いた。これは、その一瞬を閉じ込めたビールです。
(メーカー資料より)