Alexandre Jouveaux / O21 2021
アレクサンドル・ジュボー / オー・ヴァン・テ・アン
¥12,400
ダイレクトプレス。600Lの樽でウイヤージュせずに14ヶ月間の発酵と熟成。
黄みがかった黄金色。白レーズン、りんごのリキュールや蜜、黄柑橘のピール菓子を想わせる凝縮感のある果実香に、蜂蜜の芳醇さやレモンピールの爽やかさが溶け合い、さらに僅かなドライハーブやカラメルのニュアンスが重なり、奥行きのあるアロマが漂います。香りに感じられる芳醇な果実の印象に反して、口中では冷涼感があり、瑞々しさを湛えた清らかな飲み心地で引き締まった印象を受けます。アルコール表記は14%と高めながら、それを感じさない軽快さを備えています。豊かな味わいに張りのあるシャープな酸が輪郭を描き、軽快感をもたらしながら、清涼感とアクセントを添える柑橘ピールの風味や仄かな塩味とともに果実味を際立たせます。アフターにかけて、ほんのりとドライハーブやバニラの風味が現れ、柔らかくまろやかな口当たりの中に複雑味を感じさせる、長い余韻が続きます。
生産者
ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。自然を相手に育てたぶどうを原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いでとっても仲良し。その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。栽培面積は3Ha。
収穫は全て手摘みで行い、ぶどうが潰れないように小さなプラスティックケースに丁寧に入れて運びます。醸造で注意する事は、できるだけ人為的な介入をしない自然な発酵と熟成。当然ながら天然酵母で醸造し、亜硫酸を最後の段階まで使わない方法によって、ぶどうが持つ豊かな味わいを最大限残すようにします。ビン詰めのタイミングは?と聞くと、ジュヴォーは笑いながら「フィーリング」と一言。ワインが出来上がるのをあせらず待って、種まきカレンダーに則り、花か果物の日を選ぶ。そして当日が晴天なら行うが、もし雨が降ると澱が舞いやすいので次の機会まで延期するほどとても丁寧な作り手です。「飲んですぐ、これは誰々が造ったワインだ!と、分かるワインが良いね。」と彼は言います。
(インポーター資料より)