Anders Frederik Steen / C'etait bien hier soir? VdF Rose 2020
¥10,400
アンダースが初めてつくるマゼルとローラン・バーンワルトの葡萄のブレンドを試みたキュヴェで、結果的に成功したこの試みについて周りから「ブレンドはうまくいったか?」と聞かれた際に、うーん、まあねと答える様子を表しています。
ル・マゼルのカベルネ・ソーヴィニョンとローラン・バーンワルトのゲヴェルツトラミネールを使用。2つの品種を合わせてダイレクトプレス。ウイヤージュとスーティラージュをせずに樽で3年間の発酵と熟成。
淡いサーモンピンクの色合い。さくらんぼのコンポートや生花のバラ、ドライフラワー、シナモン、ビターカラメルなどの香りが感じられ、華やかさと複雑性が絡み合う印象が伺えます。冷涼感のある清らかな飲み心地でスムーズに喉を通り、かぐわしい花々や甘酸っぱい果実味、旨味が溶け込む味わいが口中へと膨らみます。ほどよいアロマティックな印象や愛らしい果実の風味、ブレのない凛とした骨格、リッチで奥行きのある味わいを兼ね備えた辛口の仕上がりです。
生産者
2015年までジャンマルク・ブリニョとともにFoxy Foxy Nature Wild Lifeにてワインづくりを行なっていたアンダース・フレデリック・スティーン。その後はそれぞれが違う道を歩むことになりました。
スティーンは、自分たちにとっての醸造は料理のようなものだといいます。毎年異なる姿をみせるブドウを味わい、その最も興味をそそる味に従って醸造していきます。目の前にあるブドウに好奇心をもち新しい可能性を開くため、常識や伝統に捉われないアプローチを積極的に行います。
発酵後はそのプロセスには干渉せず、何も追加されたり削除されたりしません。ワインの自由な成り行きにまかせます。
(インポーター資料より)