Anders Frederik Steen / Tout ce qui est beau 2020 【500ml】
¥9,200
ダイレクトプレス。ファイバータンクで6ヶ月間の発酵。その後、300Lの樽で36ヶ月間の酸化熟成。2024年5月瓶詰め。
黄みがかった黄金色。りんごの蜜やコンフィチュールのような充実感のある果実に、黄色の花や蜂蜜、紅茶、ドライハーブが重なり、さらにビターカラメルやカカオの香りが加わることで、ほどよくアロマティックでありながら、豊かなコクと複雑さを備えた様子が窺えます。口に含むと軽い酸化のニュアンスが感じられますが、重厚すぎることがなく、小気味よいシャープな酸が溶け込み、果実味や旨みを引きたてつつ滑らかに広がります。ゲヴェルツトラミネール由来の華やかさや甘やかな風味を残しながら、乳酸的なまろやかさや酸化熟成による旨みが絡み合い、ビターな風味がコクや奥行きを与え余韻に長く続きます。
酸化熟成のため抜栓後も安定感があり、セラーや冷蔵庫で保管していただければ1ヶ月以上ゆっくりとお楽しみいただけます。
生産者
2015年までジャンマルク・ブリニョとともにFoxy Foxy Nature Wild Lifeにてワインづくりを行なっていたアンダース・フレデリック・スティーン。その後はそれぞれが違う道を歩むことになりました。
スティーンは、自分たちにとっての醸造は料理のようなものだといいます。毎年異なる姿をみせるブドウを味わい、その最も興味をそそる味に従って醸造していきます。目の前にあるブドウに好奇心をもち新しい可能性を開くため、常識や伝統に捉われないアプローチを積極的に行います。
発酵後はそのプロセスには干渉せず、何も追加されたり削除されたりしません。ワインの自由な成り行きにまかせます。
(インポーター資料より)