Bencze Birtok / Petillant Blanc 2023
ベンツェ・ビルトック / ペティアンブラン
¥8,100
ピノノワール、ピノブラン、シュナンブラン。粘土、砂、砂岩、玄武岩。収穫日は4回に分けられました。全房をダイレクトプレス、1500ℓの卵型フードルで10日間発酵させた後ステンレスタンクへ移し、瓶内で更に発酵させます。デゴルジュマンは2024年4月(瓶を逆さにする時間を短くして、澱がすべて除かれないようにします)。残留糖分: 1.8 g/ℓです。2023年は例年よりも平均にして1.5度も高い暖かい年で(1901年の観測開始以来最も暖かい)、雨の多い年でもありました。年間降水量は930ml(例年650ml)。
最初の印象は、酸がしっかりとしていながら、テクスチャーは柔らかく、味わいはまとまりがある。良い意味で隙のないスパークリング。が、時間とともに硬さはほどけて、表情豊
かな風味、面白みが表れます。青、黄りんご、かりん、洋梨、みかん、白桃、マスカット、アロエ、オリの匂い、コリアンダー。グランヴァン的な堅牢な構造ではなく、優しさ、親しみやすさ、素直さに美があります。あるがままである故、飲み疲れしない。それがよいのです。
生産者
『その畑に調和が存在することを発見すれば、ワインには調和が表れる』
美味しいワインを作ろうと懸命に努力をしたものの、その多くは必要のないこと。しかし多くの必要のない努力に時間を費やしたことで、自然の力こそがすべてで、自分は何もできないのだとIstvanは悟りました。自然に力を発揮してもらうこと、できる限り何もしないこと、これは栽
培、醸造を通しての発見であります。例えば栽培においては、クローバーのようなカバークロップの種をまき影を作ることによって、必要以上の太陽から守る。それは耕すことよりも重要なことです。酵母、バクテリア、小さな虫、動物、人間、地球、宇宙…。畑にまつわる様々な要素との関連でブドウは実をつけて、その年のワインが出来上がるのです。
バラトン湖の西北に位置する畑は太古の玄武岩、凝灰岩をメインとする土壌です。かつてパロニア海の底にあったため、砂、粘土、石灰の土壌の上にそれらの土壌が広がっています。ローマ時代よりワイン作りが盛んにおこなわれていたいうこの土地のワインは、火山性土壌由来のミネラルを明瞭に感じることができる銘醸地として知られ、Istvanの畑にほど近いSzentGyörgy-hegyには、玄武岩の石柱がパイプオルガンのように連なった自然遺産があります。IT業界で働いていたIstvanがその景色を初めて目にした時、自分の人生がこの土地と共にあることに気づいたと言います。魂と無垢なる自然に対峙した瞬間の直感が彼をワイン作りに導きました。Bencze Birtokの今後が心から楽しみです。
(インポーター資料より)