Christopher Barth / Riesling 2021
クリストファー・バート / リースリング
¥4,900
青リンゴ、刈りたての草、エネルギーに満ちている。ミネラル豊富なクリーンでエレガントな一本。
手摘みで収穫後、全房プレス。モストの60%を600Lの古樽、残りをステン レスタンクに移し自然発酵。醸造中は一切ワインに触れず、11ヶ月間のシ ュールリー。その後、ワインをステンレスタンクに移し、8ヶ月間静置。SO2は無添加で、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。
生産者
元々ITビジネス業界で働いていたクリストファー。硬直した日常に息を吹き込むべく、叔父の遺したワイン畑を引き継ぎ、自らのワイナリーを新たに発足させる決断をする。2013年にヴィットマンで実習を受けながら、ガイゼンハイムで醸造について学び、2017年に卒業後はすぐにビオディナミ農法への転換を開始。既に2014年の時点で、不介入主義的なワイン造りに惹かれ、2020年には彼の満足のいく転換を果たすことができた。
クリストファーが所有する主な畑はアルツァイの西側にある区画「アルツァイァー・ローテンフェルツ」。この痩せた土壌はブドウ樹の成長速度を抑え、それ故果実はとても小さくなり、凝縮感と強調されたアロマがあるワインが造られる。この火山性土壌と砂質及び石灰岩土壌の影響で彼のワインには鉱物を削って混ぜたような強いミネラルのニュアンスが出る。
「今では自分がこういう味わいにしたいというより、ブドウ樹のサポートをする役に徹したいという気持ちが強い。このアルツァイの土地の味わいをクリアにワインに表現させることができたら何よりも嬉しいよ。」樽試飲させてもらった瓶詰めを待つワインは、彼がいうようにより肩の力が抜け、余分なものを削ぎ落としている。彼の今後が楽しみでならない。
(インポーター資料より)