Domaine de Saint Pierre/Le Rouge 2021
ドメーヌ・ド・サン・ピエール / ル・ルージュ
sold out
2021年は霜の影響で収量が激減したため、全区画のピノ・ノワール、プールサールを使用して醸造。
ややオレンジがかったルビー色。苺やいちじくのコンフィチュール、熟したフランボワーズなどやや充実感のある果実の香りに、ピンクグレープフルーツ、カルダモンやフェンネルなどのスパイス、赤い野ばら、ドライフラワー、白檀や鈴蘭のお香など様々な香りが加わり、若々しさと複雑性が伺えます。軽やかなアタックで透明感のある赤い果実の果汁を想わせながら、苺やフランボワーズなどのピュアで若々しい果実感とコンフィチュールのような充実した風味が混ざり合い、フルーティーな印象で舌を包み込むように広がります。徐々にスパイスやピンクグレープフルーツなどの風味がアクセントのように現れ、後半にかけてドライフラワーやお香などのたおやかな風味が深みや抑揚を感じさせます。可愛らしい果実感に、落ち着いた奥ゆかしい様子がバランス良く絡み合う上品な仕上がりです。
つくり手
ファブリス・ドダンは、アルボワの美しい小さな町で生まれました。
ワインのこととは無縁の家系でしたがドメーヌ・ド・サン・ピエール前当主のフィリップ・モンクと知り合い、醸造所の社員として働き始めました。
以前は有機栽培ではありませんでしたが、健康的なワインを造るためファブリスが2002年より有機およびバイオダイナミック農法へ切り替え。前当主が亡くなった2012年にファブリスがドメーヌを買い取り引き継ぐと事となり、現在に至っております。
現在7haを所有。ドメーヌ・サンピエールの畑は95%がアペラシオン・アルボワにあります。その他にコート・ド・ジュラ、そしてワインに重みを与えてくれる粘土質泥灰岩の土壌が特徴的なPupillonの丘の上にも小さな区画を所有し、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ、サヴァニャンを栽培しています。
(インポーター資料より)