年齢認証

法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、
酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。

あなたは20歳以上ですか?

はい

Fontedicto/Pirouette 2019
フォンテディクト / ピルエット

¥7,300

国  :フランス
地域 :ラングドック
品種 :カリニャン
タイプ:赤
容量 :750ml

除梗して10週間マセラシオン。ステンレスタンクで、実に6年という長い歳月をほぼ発酵に費やし、2025年6月に瓶詰め。
僅かにオレンジがかった深紅の色合い。グレナデンシロップやチェリーコンポート、赤いドライフルーツやベリーソース、熟した赤いプラムやりんごを想わせる充実した果実に、仄かなレーズンかカレンズなど黒系ドライフルーツのコクが調和し、熟成由来のしなやかさと奥行きが香りからも感じられます。口に含むと、滑らかなテクスチャーでしっとりと沁み渡り、緻密な果実のエキスとシルキーなタンニン、豊かな旨みが溶け合いながらふくよかに広がります。赤いプラムやりんごの果皮を想わせるフルーティーで愛らしいニュアンスと、凝縮しつつも上品な赤い果実の風味が重なり、それらを凛とした酸が支え、張りを与えながら長い余韻へと導きます。素朴で滋味深い印象と、繊細で気品を感じる佇まいを兼ね備えたミディアムスタイルです。

 

昨年8月に逝去したベルナールが最後に瓶詰めしたワインです。
ベルナールとセシルが手がけた1994年から2024年に及ぶ31ヴィンテージの最高傑作のひとつ、二人がリリースまでに9年を費やした プロミス2009年を彷彿とさせるクオリティです。
プロミス2009年は残糖が約5g/Lの時点で発酵が滞りましたが、その時点で既にとても美味しいレベルに達していました。「もう瓶詰めしても良いのでは?」そう尋ねる私たちに対し、二人は「発酵し切るまで待つ」と静かに答えました。結果として、それから約4年後の2017年にようやく瓶詰めされたワインは、その4年間の味わいを遥かに超える素晴らしいものに仕上がったのです。この出来事には、彼らのワイン造りに対する揺るぎない信念を強く感じました。
今回ご案内のピルエット2019年もまた、6年もの長い歳月をかけ人的介入をすることなく、ゆっくりと発酵しながら完成しました。2025年12月にセシルを訪問した際、彼女はこう語りました。
「ステンレスタンクによる醸造なので、樽のように過去のヴィンテージが影響を及ぼすことは本来ほとんどありません。しかし、プロミス2009年と同じタンクで造られたこのワインは、不思議なほどプロミスとそっくりな道筋を辿りました。まるでベルナールの人生の最終話にタイミングを合わせたかのごとく、見事に美味しく仕上がったのです。そこには強い運命のようなものを感じました。」
生産数3000本のピルエット2019年は、紛れもなくピルエットの最高傑作と言えるでしょう。
このワインを皆さまの元にお届けすることができ、私たちは非常に嬉しく思います。

 

生産者

当主のベルナール・べラッセンの父親はチュニジアでイチジクの蒸留酒(ブッハ)を醸造する家庭、母親はイタリア・パンテレリア島のワイン生産者の家庭に生まれました。ベルナールはチュニジアで1951年に生まれ、10歳の頃にフランスのペルピニャンに移り住みました。その頃、父はベジエとナルボンヌ辺りの平地の畑で、馬やロバを使い耕作し有機栽培でジュースを造っていました。
幼い頃から自然と目にしていた農法、また、学生時代にマクロビのレストランでアルバイトをしていた影響などもあり、彼がワインを醸造するにあたって馬を使っての有機栽培は自然な流れでした。当時、他の生産者からは時代遅れと笑われることもありましたが、シャプティエが興味を持ち、彼の所に教えを乞うほどでした。今も変わらずの姿勢で栽培・醸造に取り組んでいます。

ベルナールは昨年8月に逝去し、現在は妻のセシルが引き継いで切り盛りしています。

(インポーター資料より)