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2025.11.30
白読クラシックシリーズ
第49回定期演奏会
about the young BEETHOVEN

¥5,500

まだ世界を壊す前のベートーヴェン。
古典の美をかたちづくる語法を磨き上げる日々のなかで、青年の心は、その奥に潜む未知の響きを聴いていたのかもしれません。

今回は、弦楽三重奏とデュオにて、理性と感情との間で揺れ動きながら、自分の音楽を探していた若き日のベートーヴェンの作品をお送りいたします。

敬愛するモーツァルトの余韻に佇み、また後に、自らの手で音楽の世界を変えてゆく萌芽をはらんだ若者の透明な音楽をお楽しみください。

東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちがそれぞれの音楽へのまなざしを持ち寄りお送りするクラシックシリーズの定期演奏会、第49回。

日時
2025年11月30日(日)
17時開演(16時開場)
 
場所
sansa
東京都港区赤坂2-20-19
赤坂菅井ビル1F


出演

東京藝術大学音楽学部4年
ヴァイオリン:水野琴音
ヴィオラ:浅野珠貴
チェロ:谷川萌音


プログラム

ベートーヴェン
・弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 作品3
・ヴィオラとチェロのための二重奏曲《2つのオブリガート眼鏡付き》
・弦楽三重奏のためのセレナーデ ニ長調 作品8

 

主催

白読

artist profile

水野琴音 Vn.
2003年生まれ。東京藝術大学音楽学部4年。
ソロと室内楽が大好きです。音楽に没頭すること、そしてお客様や一緒に演奏する仲間と、その時間や空間を共有することは、何事にも代えがたい幸せを感じます。今までは1人で家にいる時間の方が好きでしたが、最近は外に目を向け、色々なことから刺激を受けたり吸収したりする時間も大切にしています。美味しい物を食べることが好きで、特にチョコレートとパンが大好きです。

 

浅野珠貴 Va.
2004年愛知県出身。東京藝術大学音楽学部4年。

ヴィオラという楽器は人間の声に1番近いとされています(諸説あり)。その声が内声としてどう溶け込むかがヴィオラ奏者からの視点でのカルテットの愉しみです。好きな弦楽四重奏の作曲家はF.Schubert。歌曲王と呼ばれるだけあり声が見事にカルテットに反映されています。

 

谷川萌音 Vc.
2003年神奈川県藤沢市出身。東京藝術大学音楽学部4年。

3歳の頃には小型チェロ(10分の1サイズ!)とともに生活していました。最早チェロを弾くことは人生の歯車のひとつとなっていることに違い無いのですが、だからこそ自分に問い続けることがあります。チェロという媒体を通して人々に何を伝えることが出来るのか、と。音楽は未だ嘗て体験したことのない、或いは忘れ去られた感情を呼び起こしてくれる、精神世界の土壌であると思っています。私は心理学や哲学にも興味があり日々の生活から考察を得ているのですが、ひとが普遍的に感じる心地よさ、深い感動を喚起することのできる演奏を模索しています。

 

白読クラシックシリーズ
東京藝術大学にルーツを持つ若き音楽家たちと結び、クラシック音楽の魅力とその触れ方を追いかけながら室内楽を中心にお届けしてるシリーズ。作家の残した設計図に音楽家が息を吹き込み、生きた音楽となって響く時間をサロン風の親密な空間でお送りしています。近づくほどにその魅力に心を揺り動かされるクラシック音楽。毎月一回の定期演奏会ですので、これから親しむ機会にもしていただけます。どうぞお気軽にいらしてください。