Jaroslav Osicka / Moravian Rhapsody 2022
ヤロスラブ・オセチカ / モラヴィアン・ラプソディ
¥6,400
リースリング65%(Panský畑 Predni Hora)、ピノ・グリ25%(Zadní畑 Zadní Hora)、ミュ
ラートゥルガウ+ノイブルガー10%(Panský畑 Predni Hora)。黄土、石灰岩(Panský畑)。粘土、ローム、黄土と泥灰土(Zadní畑)。植樹はリースリング2014年、ピノ・グリは2002年、ミュラートゥルガウ1994年。除梗したブドウを開放桶にいれて天然酵母による自発的に醗酵。1000ℓのアカシア樽と古樽で10カ月の熟成後、無濾過にて瓶詰。生産量は3000本です。
オセチカの新しい白のベーシックキュベは、モラビアで古くから作られ続けてきたブレンド。冷涼な気候の元、苦労してワインが作られてきたモラビアのワインの物語です。熟したグレープフルーツに蜂蜜をかけたような印象。これはこのワインの変わらないキャラクター。レモン、白玉粉、白梅、おしろい花が上品に香ります。ピノグリが加えられた影響でしょうか、香りとボディのバランスが取れて、味わいの充実を感じます。
生産者
80年代の半ば自由化の足音が近づいてきたチェコ国内で は、ワイン産業復興の機運が高まっていました。工業的なアプローチで1600年代から1700年代のワイン産業の隆盛を取り戻そうとする人たち。その中で、“補糖無し・亜硫酸添 加最小限”を標榜した一人の農業高校の教師がいました。ヤロスラブ・オセチカです。オセチカは90年代初頭、先祖が入手した伝統ある畑とセラーを共産主義時代の没収からとり戻し、高校で農業と醸造を教える傍らのちにチェコの自然派ワインを定着させたDobra Viniceのアドバイザーを務めつつ葡萄の提供を行いました。2008年に会社を設立。2007年がファーストヴィンテージです。現在3ha所有しており畑での多様性を大切にし、微生物の生命層を豊かにしていくように手当し、添加しない醸造へとつながっています。
(インポーター資料より)