Jaroslav Osicka / Rysak 2021
ヤロスラブ・オセチカ / リシャック
¥6,200
黒ブドウ、白ブドウを混ぜて作られるワインを古い言葉でRyšák(リシャック)と言います。Osickaはリシャックスタイルの名手であり、 2021もまた素晴らしい品質です。 美しいピンク。甘酸っぱくジューシーで 若々しく力強い。徐々にサクランボ、白桃、梅の香りが表れます。入荷したてはいつも固い印象のこのワインですが、数か月後には満開の桜の花のようなイメージ、蠱惑的なワインに昇華しますが、21年も間違いなくそうなるでしょう。そして、ひょっとすると 21年はその凝縮感とワインの構成の大き さゆえに、例年よりもさらに優雅に変化す る可能性を秘めています。
特徴
海抜 220m~240m。粘土質、黄土。ピノ・ノワー ルの植樹は2014年、ピノ・グリは2002年。 除梗したピノ・ノワールとピノ・グリを共に開 放桶に入れて、天然酵母にて自発的に醗酵。マセラシオンは6時間です。228lの古樽で8カ月の熟成後、無濾過にて瓶詰。 生産本数は3000本です。
つくり手
80年代の半ば自由化の足音が近づいてきたチェコ国内で は、ワイン産業復興の機運が高まっていました。工業的なアプローチで1600年代から1700年代のワイン産業の隆盛を取り戻そうとする人たち。その中で、“補糖無し・亜硫酸添 加最小限”を標榜した一人の農業高校の教師がいました。ヤロスラブ・オセチカです。オセチカは90年代初頭、先祖が入手した伝統ある畑とセラーを共産主義時代の没収からとり戻し、高校で農業と醸造を教える傍らのちにチェコの自然派ワインを定着させたDobra Viniceのアドバイザーを務めつつ葡萄の提供を行いました。2008年に会社を設立。2007年がファーストヴィンテージです。現在3ha所有しており畑での多様性を大切にし、微生物の生命層を豊かにしていくように手当し、添加しない醸造へとつながっています。
(インポーター資料より)