Jerome Lambert / Alerte Rouge 2022
ジェローム・ランベール / アレルト・ルージュ
¥6,000
ル・ズードフリュイと同じ区画の葡萄を使用。2022年は収穫量が多かったため、マセラシオンの期間を変えて軽い抽出のワインを醸造しました。
5日間のマセラシオン。ファイバータンクで発酵と熟成。
やや淡い赤色。熟した苺やグレナデンを想わせる甘やかな赤い果実の香りに、小さな赤い野バラの華やかさ、カルダモンのスパイスの清涼感、ドライフラワーや土のニュアンスが仄かに感じられ、チャーミングで軽快感のある果実香に深みを与えています。優しく搾った赤い果実の果汁のような雑味のないライトタッチで、喉を潤すように沁み渡ります。若々しく溌剌とした印象で、甘やかな果実の風味に爽やかなスパイスのニュアンスや赤い花の華やいだ様子ががアクセントを与えながら弾むように広がります。徐々に土などの風味が重なり後半にかけて可憐な果実味に滋味深い印象が残ります。抜栓2日目には若干古漬けのような風味が感じられますので、抜栓当日にお召し上がりいただくことで、豊かな果実味をたっぷりと味わっていただけます。
生産者
アンジェから南に約20kmのシャン・シュール・レイヨン村に暮らすジェロームは、あるワイナリーで日常働きながら、週末などの時間を上手く活用して、0.8Haの小さなブドウ畑をビオロジック農業で栽培し、2002年から個人のワイン作りを開始。現在は自社のワイナリーのみで働き4haの畑を所有し、シュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フランを栽培し、醸造を行っています。ブドウ畑は二畝ごとに雑草を残して、雑草を残さない畝は土を耕して草を鋤きこみ化学肥料や防虫剤を使わないようにして、地中に微生物や昆虫がいる生きた土作りを行っています。彼のワイン造りの哲学は「ワインとはぶどうジュースがアルコールになったもの」従って原料となるブドウ以外の物質を全く加えず、昔ながらの製法(補糖をせず、培養酵母やSO2も一切使わない)で丹念にワインを作る事と考えています。
(インポーター資料より)