La Franchaie／ Seraphin2022
ラ・フランシェ / セラファン

樹齢約30年、シストと砂岩土壌。ダイレクトプレスの後、卵型のジャーで6ヶ月間発酵と熟成。
中程度の黄色。熟したアプリコットやミラベル、黄プラム、安政柑、アプリコットのコンフィチュールを想わせるやや充実感のある果実香に、白やオレンジの花のかぐわしさ、火打石の印象が加わります。熟した黄色い果肉を持つ果実の緻密な風味や甘酸っぱい酸、柑橘の爽やかで引き締まった風味や果皮のほろ苦さ、花々の華やいだ様子が溶け込み、滑らかなテクスチャーで伸びやかに広がります。雑味のない澄んだ飲み心地で、しっかりと詰まった果実味と旨味が調和良く絡み合い口中に豊満な風味が長く留まります。アフターにシュクレフィレのような芳ばしく甘やかなニュアンスが現れ、フルーティーな中にコクや奥行きが感じられる辛口の仕上がりです。

つくり手

当主のエリック・デュボワが長きに渡るクロ・クリスタルでの仕事に終止符を打ったのが2016年。妻アレックスと息子のフェルディナン、そして3頭の馬を連れ、理想の葡萄畑を探す旅の中、ロワールへの強い想いを再認識。2017年、サヴニエールの西に位置するポッソニエールで希望に叶う醸造所と5.5haの畑を見つけることができました。
葡萄のエキスをしっかりと感じ、流れるように緻密で上品。長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、個性と魅力に溢れるワインを伝えてくれています。

（インポーター資料より）