Le Clos des Grillons / La Pointue 2023
ル・クロ・デ・グリヨン / ラ ポワンチュ
¥6,300
南向きの白色粘土・砂質土壌で育つ樹齢121年のグルナッシュを主体に他8品種を全房でステンレスタンクでマセラシオンカルボニック後プレス、30hlのステンレスタンクで発酵・熟成し24年3月に瓶詰めしました。ガーネットの外観、カシスリキュールのアロマ、ミネラル感があり果実味のニュアンスと綺麗なタンニンが伸びやかに拡がります。
生産者
ル・クロ・デ・グリヨンのニコラ・ルノーは元社会科教師。幼い頃からワインの世界への憧れがあり、ついには2006年3月、最も尊敬するジャン・ポール・ドメン(ドメーヌ・ヴィルランベール・ジュリアン)の下で働き始め、ラングロールらとの交流を深めていきました。
2007年、祖父から受け継いだ土地を売り、ロゼの銘醸地タヴェルから南西6kmに位置するロシュフォール・デュ・ガールに4.5haの畑を購入。同年8月に自分のドメーヌを設立します。
多岐に渡る品種が渾然と鬩ぎ合う畑は43区画に分かれ、「品種によって熟すタイミングはもちろん違うけれど、ブドウの樹1本の中でも日の照りや風の抜け方が違う、まさにミクロクリマなんだ。だからブドウの個性ごとに収穫することができ自然とバランスが取れる」と言います。砂地が多い区画は馬で耕し、樹齢の高い区画は微生物の働きをかえって悪くしてしまう為あまり耕し過ぎないようにするなど畑によってそれぞれの手当てを行っています。そのためブドウがとても良い状態で収穫され、そのポテンシャルの高さがワインの味わいに反映されているのです。良く選果した完熟したブドウは自生酵母のみで自然発酵、ステンレスタンクでシュールリー熟成後、無濾過、SO2無添加もしくはごく少量を添加し瓶詰めされます。地質学を極めたニコラならではの畑と真摯に向き合う職人気質な姿が今でも目に焼きついています。是非ご賞味いただき体感して下さい。
(インポーター資料より)