Maurer Oszkar / Crazy Lud Red 2024
マウアー・オスカル / クレイジールッド レッド
¥6,400
Cabernet sauvignon、Kékfrankos、Kadarka、Black Muscat、Prokupac、Vadfekete (1880)、Merlot・スヴォティッツァ地区(Nosza hill畑、Fodor畑)表土は砂地、その下に泥土、黄土、石灰。スレム地区(Fruška Gora,Sremski Karlovci町)粘土石灰、黄土、堆積岩。国際品種と地品種のブレンド。手摘みで収穫。除梗したブドウを開放桶でそれぞれ7日
間のマセラシオンおよび発酵、ブレンドして、350ℓのハンガリーオーク樽で1年の熟成。亜
硫酸無添加、無濾過にて瓶詰め。すべての工程で重力を採用しています。
スタンダードワインに樹齢140年を超えるVadfeketeをブレンドするオスカルのクレイジーさ(笑)。最上級のブドウをブレンドした効果はテキメンです。綺麗で透明感があると同時に密度が濃い。つまり格調があります。ブルーベリー、ラズベリー、カシス、杏ジャム、サンザシ、森の下草、腐葉土、パクチー、アブサン、バニラ、バーボンetcと様々な香り。味わいは甘酸っぱくて、品があり、軽やかで、ふくよか。充実感があります。ほろ苦、ほろ甘な余韻。実に良いです。
生産者
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティッア(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadar
kaの古木は大変に貴重なもので、Jancis RobinsonのWine Grapesにはそのことについての記述をみることができます。伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkarはナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ以降は、亜硫酸ゼロまたは極少量添加でのワインづくりを実現しています。
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティッツァ(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬での有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スヴォティッアは砂質が深く2mに達する場所もあります。プレフィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムはドナウ川沿いの丘陵地帯に畑が広がっています。ここはローマ時代より知られた世界最高の銘醸であり、オスマ
ントルコの侵攻で一度は捨てられました土地です。独特な生態系と類を見ない複雑なテロワール。オスカルは偉大なるこの地を復活させようとしています。
化学薬品の無い時代ワインはどのように作られていたのか、この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか…。思索を続けるOszkarは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。様々な産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZ
soltのいるStrekov1075を訪れます。Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、Maurer Oszkarの大ファンであり、Colletive Wine seriesという名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイetc世界のガストロミ―の中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、Maurer Oszkarの進化はまだ始まったばかりです。
(インポーター資料より)