Maurer Oszkar / Crazy Lud white 2024
マウアー・オスカル / クレイジールッド ホワイト
¥6,400
Olaszrizling、Bakator、Piros Magyarka(Slankamenka)、Rhine Riesling。表土は砂地、その下に泥土、石灰、黄土、スヴォティッツァ地区(Nosza hill畑、Hajdukovo-Talánterem畑)。この地の古い伝統にしたがい、すべてのブドウを混ぜて除梗、圧搾、天然酵母で発酵後、ステンレスタンクで7カ月ほど熟成。無濾過、無清澄、亜硫酸を極少量添加して瓶詰め。Ludはハンガリー語でガチョウ。セルビア語ではクレイジーの意味。Crazy LudはMaurerのベーシックラインです。
年々進化するクレイジールッド。24年の白はかつてないほどにワインとしての完成度が高
い。うまみに酸、コクやキレ、すべてが整っていて、ファーストフレーバーは果実感たっ
ぷり。隙のないワインです。繊細で緻密、黄色いりんご、穏やかなマスカットフレーバー
にスマートなボリューム感。温暖化による影響で味わいのバランスが崩れているワインが多い中、この価格で見事な仕上がりです。
生産者
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティッア(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadar
kaの古木は大変に貴重なもので、Jancis RobinsonのWine Grapesにはそのことについての記述をみることができます。伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkarはナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ以降は、亜硫酸ゼロまたは極少量添加でのワインづくりを実現しています。
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティッツァ(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬での有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スヴォティッアは砂質が深く2mに達する場所もあります。プレフィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムはドナウ川沿いの丘陵地帯に畑が広がっています。ここはローマ時代より知られた世界最高の銘醸であり、オスマ
ントルコの侵攻で一度は捨てられました土地です。独特な生態系と類を見ない複雑なテロワール。オスカルは偉大なるこの地を復活させようとしています。
化学薬品の無い時代ワインはどのように作られていたのか、この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか…。思索を続けるOszkarは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。様々な産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZ
soltのいるStrekov1075を訪れます。Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、Maurer Oszkarの大ファンであり、Colletive Wine seriesという名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイetc世界のガストロミ―の中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、Maurer Oszkarの進化はまだ始まったばかりです。
(インポーター資料より)