Maurer Oszkar / Karom 2022
マウアー・オスカル / カロム
¥9,800
Szerémi Zöld30%、Bakator35%、MézesFehér18%の3品種がNagyーKrisztus畑、Rhein
Riesling17%がNagy-Kárász畑。泥土、石灰、堆積岩、火山岩。スレム地区。Nagy-Krisztus
畑は、0.85ha。植樹は2007年。1450年頃のハンガリー王国による公的分類として最高格の
畑(グラン・クリュ相当)。Nagy-Kárászも2007年植樹。(プルミエ・クリュ相当)。リースリングは無剪定です。Karomは、古都sremskikarlovciの12世紀の呼び名です。また、Szerémi Zöldは、オスカルが強く愛する滅びかけた貴品種です。それぞれのブドウを手摘
みで収穫。3日間の短いマセレーション後、天然酵母でそれぞれ別に醗酵。その後ブレンド
をして、アンフォラで12か月熟成さらに古樽で6か月熟成です。無濾過にて瓶詰め。亜硫酸
はゼロです。
日本に入荷後一年以上の熟成。パンプキンオレンジ。いわゆるビオ臭から香りは始まりますが、5分もすれば霧散し、本領を発揮します。オレンジ、桃、パパイヤ、夾竹桃、笹、松、クロモジ、茅台酒。強いミネラルと酸がしっかりと感じられ、多様で豊かな香り、芳純な味わいと見事に調和しています。巨大な構造が感じられる白のグランクリュ。リッチな味わいです。
生産者
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティッア(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadar
kaの古木は大変に貴重なもので、Jancis RobinsonのWine Grapesにはそのことについての記述をみることができます。伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkarはナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ以降は、亜硫酸ゼロまたは極少量添加でのワインづくりを実現しています。
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティッツァ(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬での有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スヴォティッアは砂質が深く2mに達する場所もあります。プレフィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムはドナウ川沿いの丘陵地帯に畑が広がっています。ここはローマ時代より知られた世界最高の銘醸であり、オスマ
ントルコの侵攻で一度は捨てられました土地です。独特な生態系と類を見ない複雑なテロワール。オスカルは偉大なるこの地を復活させようとしています。
化学薬品の無い時代ワインはどのように作られていたのか、この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか…。思索を続けるOszkarは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。様々な産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZ
soltのいるStrekov1075を訪れます。Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、Maurer Oszkarの大ファンであり、Colletive Wine seriesという名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイetc世界のガストロミ―の中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、Maurer Oszkarの進化はまだ始まったばかりです。
(インポーター資料より)