Maurer Oszkar / Kövidinka 2021
マウアー・オスカル / クヴィディンカ
¥5,300
やわらかな果実の印象、キンカンやせとか(みかん) など、甘い柑橘の香りが心地よくひろがります。ミネラルと酸はゆったりとした余韻を導きます。叙情性を感じるオレンジワインです。
特徴
深い砂地の土壌、泥土、石灰、 黄土など。スヴォティッア地区(Nosza hill)。 この品種もまた19世紀以前のハンガリーで 普及したぶどうですが、様々な理由でその ほかの品種にとってかわられました。現在はほかの古品種同様に再び注目が集まっています。Mauerのクヴィディンカは1925年 に植樹された世界的にも貴重な自根の古 木です。手摘みで収穫。除梗したブドウを開放桶で 6日間のマセラシオンおよび発酵、500lの 樽で7カ月の熟成。亜硫酸無添加、無濾 過にて瓶詰め。すべての工程で重力を採 用しています。
つくり手
ハンガリーの国境にほど近いセルビア最北の街、スヴォティッアで4代続く伝統あるワイナリー。元当主のオスカルはナチュラルワインへの転向を緩やかにすすめ、2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加を実現。現在16haを所有しておりプレフィロキセラのカダルカなど多くの地品種を所有しています。
化学薬品のない時代のワインはどのようにつくられていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか。思索を続けるオスカーは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。
(インポーター資料より)