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Maurer Oszkar / Kövidinka 2022
マウアー・オスカル / クヴィディンカ

sold out

国  :セルビア
地域 :ヴォイヴォディナ自治州 スヴォティッア
品種 :クヴィディンカ
タイプ:橙
容量 :750ml

Kövidinka。深い砂地の土壌、泥土、石灰、黄土など。スヴォティッア地区(Nosza hill)。
この品種もまた19世紀以前のハンガリーで普及したぶどうですが、様々な理由で滅びかけました。現在はほかの古品種同様に再び注目が集まっています。Mauerのクヴィディンカは1925年に植樹された世界的にも貴重な自根の古木です。2022年は11月に収穫。収穫したぶどうの30%にはボトリティスの影響がみられます。除梗したブドウを開放桶で6日間のマセラシオンおよび発酵、500ℓの樽で8カ月の熟成。亜硫酸無添加、無濾過にて瓶詰め。すべての工程で重力を採用しています。
22年のクヴェディンカは、21と比べ、よりヴィヴィットで開放的、果実味豊かなワインに仕上がりました。マンゴーやパパイヤのトロピカルフルーツ。和柑橘やアニス、少しですがマオタイ酒の香りも感じます。酸味がしっかりとしていて、ワインには、しまりがあるのですが、古い建物の懐かしい香りやスモーキーさが緊張を緩和させます。単にフルーティーなだけのオレンジワインではないのです。

 

生産者

ハンガリーの国境にほど近いセルビア最北の街、スヴォティッアで4代続く伝統あるワイナリー。元当主のオスカルはナチュラルワインへの転向を緩やかにすすめ、2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加を実現。現在16haを所有しておりプレフィロキセラのカダルカなど多くの地品種を所有しています。

化学薬品のない時代のワインはどのようにつくられていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか。思索を続けるオスカーは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。

(インポーター資料より)