Panevino / Di'nt'e di 2021
パーネビーノ /ディンテディ
sold out
つくり手
パーネヴィーノの現当主ジャンフランコ マンカはサルデーニャで代々受け継いできた畑でのブドウ栽培を1986年に始め、1994年からは公式にワイナリーとしての活動を始めました。
標高450メートルから700メートルまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性の、5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培しています(カンノナウ、ムリステッル、カニュラーリ、カリニャーノ、モニカ、モレトゥ、ジロ、モスカート、マルヴァージア、ヴェルメンティーノ、セミダーノ、ヌラーグス)。樹齢も品種、区画によっては100年を超えるものも存在し、年生産量は7500~9000リットルと極めて少ないです。日本ではレストランを中心に人気が非常に高く、入荷の度に市場からあっという間に無くなる生産者でもあります。
大地、人、その他の生命に対して最大限の敬意を払うべく、畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては1度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布していません。ワイナリーでも、醸造からボトリングまでの全ての工程で一切の薬剤を使用していないのです。
ブドウ以外にオリーブ、野菜、フルーツ、穀物を栽培し、それらは彼が経営するアグリトゥーリズモで供されています。パーネヴィーノのカンノナウ主体のワインはジャンフランコ マンカ氏の考えで名前がそれぞれの年ごとにつけられています。ちなみに、2008年はヴィーネェ ヴェッキエ、2007年はオグ、2006年はマリポーザ、2005年はペルダコッドゥーラ、2004年はスキストスという名前でリリースされました。ステンレスタンクでの醗酵後バリックで約12ヶ月間熟成。瓶詰め時にも二酸化硫黄は全く添加しないものです。
(インポーター資料より)