Skerlj / Malvasia 2020
スケルリ / マルヴァージア
¥7,000
収穫後、開放式の大樽にて3週間、果皮と共にアルコール醗酵を終える。圧搾後も大樽にて24か月、ボトル詰め後6カ月以上熟成。
2020年は猛暑でありながら水不足に陥らなかったヴィンテージ。アルコールが14%に達するのはこれまでで初めて。非常に高い糖度と果実味にバランスするだけの強い酸とミネラル。今までにはないサイズ感、素晴らしいマルヴァジーア。
つくり手
トリエステ近郊、サレス。若き当主マテイ・スケルリはCarsoカルソと呼ばれる、強烈な個性を持つ土地にて、2008年よりボトル詰めを開始。
2004年より自ら開墾した畑は、分厚い石灰岩を削岩機で砕くという途方もない作業を行い、畑では一切の薬品類、化学肥料、堆肥さえも使用せず。周囲の自然環境を尊重した栽培を行う。醸造は白ブドウを開放式の大樽にて、約2~3週間のマセレーション。途中一切の温度管理・SO2の添加を行わない。それがたとえ醸造学的に「危険」と言われる状況であっても、自身の感性を優先した醸造を徹底している。土地由来の強いミネラルと可能性、それでいてどこか親しみやすい雰囲気、サレスのワイン造りを担う若き造り手。
(インポーター資料より)