Strekov / Porta ＃9 NV
ストレコフ / ポルタ＃9

ジョルトが感性のままにブレンドして最高に美味しいワインを作るコンセプトがPORTAシリーズ。“瞑想、平和な瞬間、真実の探索が”PORTAシリーズのテーマです。過去への旅。このワインを飲むと、あなたのおじいさんとおばあさんが生まれた時代に飛躍し、あなたの先祖からつながるほんとうの価値を呼び覚ますことでしょう…。PORTA♯9のブレンドは、主にAurelius2022orange,Devín2020orange,Welschriesling 2021そして650LがPorta＃8。いくつかのキュベはフロールの下、ヴァンジョーヌ的な仕上がりとなっています。毎年進化あるいは深化していくPortaシリーズ。＃9は、癒しや慰めのような、受容をテーマにしたやわらかく優しい印象を感じます。

ジョルトはポルタを飲むことは、『セルフケア』であると言っていましたが、Porta#9はそのことを強く感じさせてくれます。むせかえるような果実味、香木や乳香がふわりと漂い、ふくよかでジューシー。そんなPortaらしい世界は健在ですが、幾分強めの産膜や健全な酸化のニュアンスと液体の質感が、いままでにないしなやかさをワインにもたらしています。

生産者

当主のジョルトは元エンジニアでありストレコフ村の村長代理を務めた人物。彼にとってワインは時間とエネルギーについて深い洞察を与えてくれる存在です。伝統的な手法に則った栽培と醸造は、ワインをそういった存在たらしめる唯一の方法であり、それは同時にテロワールを表現するということでもあります。

彼は常に仮説構築、実証実験を繰り返す経験主義者でもあり、産膜酵母が自然に産まれる彼らの環境でヴァンジョーヌを試すなど新しい試みは常に行われています。

同地のリーダー的存在の彼の元には多くの後進が門をたたいています。

（インポーター資料より）