Strekov / NIGORI 2022
ストレコフ / 濁り
¥11,600
Rizling vlašský(ヴェルシュ・リースリング)100%。収量は21hl/ha。表面は泥、ローム。カルシウムを多く含む土壌で石灰岩も見られます。畑はVad、スティックヴィンヤードです。2022年は9月23日の収穫でした。温度コントロール無しで皮と一緒に2週間かけて開放桶で醗酵。500Lの新樽で10か月の熟成。2023年8月25日、澱と共に瓶詰です。PORTA、HEIONと並ぶ3つのトップキュベの一つです。
2022年はテロワールを反映したとろみのある質感が特徴。圧倒的な存在感。白桃、黄桃、あんず、かりん、そして上品な柑橘。果実味たっぷりです。甘い乳酸飲料のようにクリーミーでリッチ。沈香や乳香のかぐわしい香り。味わいは、うま味たっぷりで、コクがあって力強い。しかもエレガント。荘厳な香りをまとって、甘酸っぱい余韻がいつまでも続いていく。しっかりと澱を混ぜることお忘れなく。
生産者
当主のジョルトは元エンジニアでありストレコフ村の村長代理を務めた人物。彼にとってワインは時間とエネルギーについて深い洞察を与えてくれる存在です。伝統的な手法に則った栽培と醸造は、ワインをそういった存在たらしめる唯一の方法であり、それは同時にテロワールを表現するということでもあります。
彼は常に仮説構築、実証実験を繰り返す経験主義者でもあり、産膜酵母が自然に産まれる彼らの環境でヴァンジョーヌを試すなど新しい試みは常に行われています。
同地のリーダー的存在の彼の元には多くの後進が門をたたいています。
(インポーター資料より)