VICTRIA TORRES / NEGRAMOLL NV
ヴィクトリア・トーレス / ネグラモル

じっくり寝かせ、3ヴィンテージをブレンドしたことで生まれた素晴らしい調和。良く熟したラズベリーやカシスが混ざったような、濃さのある果実味。火山性土壌由来のミネラル感を強く感じます。液体の凝縮感がとても強くエネルギッシュ。ポテンシャルの高さが溢れ出ています。

特徴

ネグラモル100% (2018, 2019, 2020 の3ヴィンテージブレンド。2019 がメイン。）
北と南の複数の区画、標高 400〜1,450m。平均樹齢40〜120 年。区画・収穫のタイミングにより個別に醸造。全房、足で踏んでセメントタンクで発酵・マセラシオン。プレスし、フレンチオーク樽やフードルで 8 ヶ月熟成。ブレンドし、ステンレスタンクで寝かせ、更に瓶熟 1年。熱波や雨の少なさが続いた難しい3ヴィンテージは発酵がゆっくり進み、不安定要素があった為時間をかけて寝かせた。

つくり手

イベリア半島から遠く離れたカナリア諸島。その緑豊かなカナリア諸島で最も美しい島と言われるのが『ラ・パルマ島』。島の3分の2がユネスコにより生物圏保護区に指定されています。空気が澄み、世界一の天体観測地としても知られるこの島で、家族が代々繋いできた畑を守り続ける生産者です。

元当主はトーレス家の 5代目にあたる造り手、ビクトリア氏。テネリフェの大学でアートを学び、2005年に故郷に戻り父親と畑に出るようになります。次第にワイン造りに魅了され、2010 年に本格的にワイン造りを始めました。ビクトリアにとって畑やワイン造りは家族が代々繋いできた宝物。自然への慈しみ、その畑を守ることを
「Small significant things 小さいけど大事なことたち」と表現する彼女の言葉には、彼女の繊細さ、細やかさ、優しさ、誠実さ、真摯さ、前を見つめつづける芯の強さ、滋味深さ、凛とした静けさをたたえる人柄が表れており、それがワインにも一貫して感じられます。
（インポーター資料より引用）