僕たちにとっても思い出深いキュヴェ。

透き通るほど淡い赤色。香りの立ち上がりがよく赤い果実味が鼻腔に広がります。キュンとした可愛らしい酸と弾けるような果実味、するすると喉を通り抜けていく軽やかさ。大人数でのアペリティフにぴったりです。抜栓後、すぐにお飲みください。 

 追伸

リリアン・ボーシェとフィリップ・ジャンボンのもとで一年間お世話になった元弊店ソムリエ・岸部兼太郎へのオマージュのキュヴェ。

2016年は遅霜の害などで9割以上のぶどうを失った苦難の年。僅か500Lしかできなかったので当初は自家消費用にと考えていましたが、苦しい時に心の支えとなってくれたKenさんにこのキュヴェを捧る事にしたという友情の証の一本です。

特徴

21日間の全房マセラシオン後、タンクで一年熟成、一部は樽熟。

つくり手

リリアンは、クリュ・ボージョレの中心地フルーリーを中心として、ムーラン・ナヴァンやボージョレ・ヴィラージュに5haの畑を所有。現在はフルーリーの麓のランシエの畑を中心にしており、ハイブリット品種の育成にも力を入れている。 自然を尊重し、合成化学物質を使用しない自然栽培を実践しています。 古いもので120歳、平均でも60年以上という樹齢の高さが特徴で、 その樹から収量を少なくコントロールし、味わいの詰まったぶどうを収穫し醸造しています。

（一部インポーター資料より）